股関節痛

こんな症状でお悩みではありませんか

股関節痛は、日常生活に大きな支障をきたす厄介な症状です。次のような症状に悩まされていませんか?

  • 歩行時の股関節痛:歩くと股関節に痛みが走ることはありませんか?特に長時間歩いたり、階段を上る際に強い痛みを感じることがあります。
  • 起き上がる時の痛み:座っている状態から立ち上がるとき、股関節に違和感や痛みを感じることがあるかもしれません。これは、股関節周囲の筋肉や靭帯が影響を受けている可能性があります。
  • 股関節の硬直感:股関節に硬さや動かしにくさを感じ、可動域が制限されているような感覚はありませんか?これは股関節の変性や筋肉の緊張が原因となることがあります。
  • 夜間の痛み:就寝中に股関節の痛みで目が覚めることがある場合、これは症状が進行している兆候かもしれません。特に、仰向けや横向きで寝ているときに痛みを感じる方が多いです。

これらの症状に心当たりがある場合、股関節痛の可能性があります。股関節の痛みを放置せず、早めに診断と治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。たかやま接骨院では、股関節痛に対する専門的な診療を行い、患者様の回復をサポートしています。

『股関節痛』とは? 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛は、股関節周辺の組織に損傷や炎症が生じることで発生する痛みです。股関節は、骨盤と大腿骨の間にあるボールとソケット型の関節で、体重を支え、動作をスムーズに行うために重要な役割を果たしています。この関節に痛みが生じると、歩行や姿勢の維持、日常生活のあらゆる動作に支障をきたすことがあります。

1.股関節痛の特徴

股関節痛は、股関節の外側や内側、あるいは太ももや膝にまで痛みが放散することがあります。痛みは鈍い痛みから鋭い痛みまで幅広く、症状が悪化するにつれて、痛みが強くなり、持続的になります。症状が進行すると、動かすたびに強い痛みが走ることがあります。

2.痛みの原因

股関節痛の原因は多岐にわたりますが、主な要因は以下の通りです。

  • 変形性股関節症:加齢や過度の使用によって、股関節の軟骨が摩耗し、骨同士が直接こすれ合うことにより痛みが生じます。これが最も一般的な原因です。
  • 関節炎:炎症性疾患である関節リウマチ痛風などが股関節に影響を及ぼし、痛みや腫れを引き起こします。
  • 股関節唇損傷:股関節の軟骨が損傷すると、痛みや動作の制限が生じます。スポーツ選手や身体活動が多い人に多く見られます。
  • 外傷:転倒や交通事故などによる股関節の損傷や骨折が原因で痛みが発生することもあります。

3.股関節痛の影響

股関節痛が進行すると、日常生活の動作に大きな影響を与えます。立ち上がる、歩く、階段を上るといった動作が困難になり、長時間の歩行や立位が痛みを悪化させます。また、股関節の硬直が進行すると、可動域が制限され、股関節を動かすこと自体が困難になることがあります。

『股関節痛』になる原因は? 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛の原因は、生活習慣や加齢、外傷など、さまざまな要因が影響します。正確な原因を把握することで、適切な治療方法を選択できるようになります。ここでは、股関節痛の主な原因を解説します。

1.変形性股関節症

最も一般的な原因は変形性股関節症です。加齢に伴って股関節の軟骨が摩耗し、骨同士が直接接触することで痛みが生じます。この状態は、特に50歳以上の人に多く見られ、股関節の炎症や硬直を引き起こします。軟骨が摩耗すると、関節の動きがスムーズでなくなり、動作のたびに痛みが走ることがあります。

2.股関節唇損傷

股関節の軟骨である股関節唇が損傷することで、痛みや可動域の制限が発生します。スポーツや激しい身体活動が原因となることが多く、特にサッカーやテニスのような激しい運動を行うアスリートに多く見られます。股関節唇が損傷すると、関節が安定しなくなり、痛みが悪化する可能性があります。

3.外傷や骨折

転倒や交通事故などによる外傷や骨折も、股関節痛の原因の一つです。特に高齢者は、骨が脆くなりやすく、骨折のリスクが高まります。骨折や外傷による痛みは急性であり、早期の治療が必要です。

4.関節リウマチや痛風

関節リウマチ痛風のような炎症性疾患が股関節に影響を与えることがあります。これらの病気は、関節に炎症を引き起こし、痛みや腫れをもたらします。関節リウマチは免疫系の異常によって引き起こされ、関節の変形や痛みを伴います。一方、痛風は血中の尿酸が関節に蓄積し、急激な痛みを引き起こします。

5.先天性股関節脱臼や形成不全

先天性股関節脱臼股関節形成不全は、出生時から股関節が不安定な状態であり、股関節痛を引き起こす原因となります。これらの状態は、若年期に症状が現れることもありますが、成人後に痛みが発生することもあります。

6.筋肉の緊張や姿勢不良

筋肉の緊張姿勢不良も股関節に負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、股関節周辺の筋肉が緊張し、血流が悪化します。これにより、股関節に痛みや違和感が生じることがあります。

『股関節痛』を放置・悪化するとどうなるの? 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛を放置していると、症状が悪化し、日常生活に深刻な支障をきたす可能性があります。早期の治療を行わないと、痛みが慢性化し、関節や周囲の組織にさらなるダメージを与えることがあります。以下は、股関節痛を放置した場合に考えられるリスクです。

1.痛みの悪化と慢性化

股関節痛が進行すると、痛みが強くなり、日常生活においてあらゆる動作が困難になります。最初は運動や長時間の立ち仕事で痛みが生じる程度かもしれませんが、放置すると安静時にも痛みが現れるようになり、慢性的な痛みへと進行します。特に、変形性股関節症のように関節が摩耗するタイプの疾患では、痛みが持続し、関節が動かしにくくなります。

2.関節の可動域の制限

股関節痛を放置することで、関節の動きが徐々に制限されていきます。特に、変形性股関節症や股関節唇損傷が原因であれば、股関節の硬直感や動かしにくさが増し、最終的には関節の可動域が大幅に制限されることがあります。これにより、日常的な動作(歩行、階段の上り下り、座る・立ち上がる動作など)が困難になります。

3.歩行困難と跛行の進行

股関節痛が進行すると、歩行が難しくなることがあります。歩くたびに股関節に痛みが走るため、自然と体が痛みをかばうようにして歩行が不安定になります。最終的には**跛行(片足を引きずる歩き方)**が顕著になり、長距離の歩行や立っていることができなくなります。この状態では、日常生活や仕事に支障をきたし、社会生活の制限が増します。

4.骨盤や腰のゆがみ

股関節の痛みや可動域の制限が続くと、無意識に痛みをかばう動作を行うようになります。その結果、体のバランスが崩れ、骨盤や腰椎にゆがみが生じることがあります。これにより、腰痛や背中の痛みが発生し、さらに他の関節や筋肉にも負担がかかります。

5.最終的には手術が必要になることも

保存療法やリハビリテーションで痛みが軽減されない場合、最終的には手術が必要になるケースもあります。特に、変形性股関節症や外傷による痛みが進行している場合、人工股関節置換術などの手術が検討されます。手術後は長期間のリハビリテーションが必要であり、日常生活に戻るまでには時間がかかります。

『股関節痛』の治療方法・セルフケアの方法は? 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛の治療は、症状の原因や進行具合に応じて異なります。一般的に、保存療法が初期の治療として行われ、症状が軽減しない場合には外科的手術が検討されることもあります。また、セルフケアの取り組みも重要で、日常生活での注意が股関節痛の悪化を防ぐことに繋がります。

1.保存療法

保存療法は、股関節痛の初期段階で行われる治療方法で、手術を伴わない治療法です。以下の治療法が一般的です。

  • 温熱療法とアイシング:股関節の炎症が強い場合、アイシングによって炎症を抑えます。逆に、筋肉の緊張をほぐしたいときは温熱療法を行い、血流を促進して筋肉の硬直を緩和します。
  • 物理療法(リハビリテーション):理学療法士の指導のもと、股関節周辺の筋肉を強化し、柔軟性を高めるためのエクササイズが行われます。筋力を増強し、関節への負担を軽減することが目的です。

  • 薬物療法:痛みが強い場合、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や筋弛緩薬が処方されることがあります。これにより、痛みや炎症を軽減し、リハビリテーションを円滑に進めることができます。

  • 装具の使用:股関節への負担を軽減するために、股関節用のサポーターや杖を使用することも効果的です。特に、痛みが強い時期に装具を使用することで、関節の保護が期待できます。

2.リハビリテーション

リハビリテーションは、筋力強化や柔軟性を高めるために行われ、痛みの軽減や股関節の動きの改善を目指します。特に重要なのは、体幹や下肢の筋力強化であり、これにより股関節への負担が軽減されます。プランクやスクワットなどのエクササイズが効果的です。

  • ストレッチ:股関節の柔軟性を高めるために、毎日のストレッチが推奨されます。特に、太ももや股関節周辺の筋肉を伸ばすストレッチを取り入れることで、痛みの予防と改善が期待できます。

3.セルフケアの方法

股関節痛を改善するために、日常生活で取り入れられるセルフケアは以下の通りです。

  • 体重管理:体重が増えると股関節への負担が増加します。適切な体重を維持することで、股関節への負荷を減らすことが可能です。

  • 姿勢改善:長時間座り続ける仕事や、体に負担のかかる姿勢で過ごすことは股関節痛を悪化させる原因となります。正しい姿勢を維持し、長時間同じ姿勢を避けるよう心がけましょう。

  • 適度な運動:ウォーキングや水中運動など、股関節に負担をかけない運動が効果的です。これにより、筋力を維持し、股関節の健康を保つことができます。

4.手術療法

保存療法やリハビリテーションで改善が見られない場合、手術療法が検討されることがあります。

  • 人工股関節置換術:変形性股関節症や股関節の重度の損傷に対して、人工股関節置換術が行われることがあります。手術によって股関節の痛みを大幅に軽減し、動きやすさを取り戻すことが可能です。

『股関節痛』が治るまでの期間の目安は? 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛の回復までの期間は、原因や症状の重さ、治療方法によって異なります。軽度の症状であれば数週間から数ヶ月で改善が期待できますが、重度のケースでは長期間にわたる治療やリハビリが必要になることもあります。以下に、回復までの目安を示します。

1.軽度の股関節痛

筋肉の緊張や姿勢不良による軽度の股関節痛であれば、保存療法やセルフケアを徹底することで、2週間から1ヶ月程度で改善が見られることが多いです。ストレッチや筋力トレーニングを取り入れることで、症状の軽減が期待できます。

2.中等度の股関節痛

中等度の股関節痛、例えば股関節唇損傷や変形性股関節症の初期段階では、治療に3ヶ月から6ヶ月の時間がかかることがあります。保存療法やリハビリテーションを通じて筋力を強化し、股関節への負担を減らすことが重要です。

3.重度の股関節痛

股関節の重度の損傷や変形性股関節症の進行した状態では、保存療法やリハビリテーションでは改善が難しい場合があり、手術が必要になることがあります。手術後の回復には6ヶ月から1年ほどのリハビリ期間が必要となり、歩行や日常生活に戻るための長期的な治療が求められます。

4.早期治療の重要性

股関節痛が軽度のうちに適切な治療を開始することが、回復を早めるために最も重要です。痛みを放置せず、早めに専門家に相談し、症状の進行を防ぐことが回復期間の短縮に繋がります。

『股関節痛』の予防方法は? たかやま接骨院

股関節痛を予防するためには、日常生活の中で股関節に過度な負担をかけないことや、筋力を維持することが重要です。以下は、股関節痛を防ぐために役立つ予防方法です。

1.体重管理

体重が増えると股関節への負担が増し、軟骨や関節にダメージを与えやすくなります。適切な体重を維持することで、股関節への負荷を軽減し、痛みの予防につながります。バランスの取れた食事や運動を通じて、理想的な体重を保つことが大切です。

2.筋力強化

股関節周辺の筋肉を強化することで、股関節を支え、痛みを予防することができます。特に、大腿四頭筋ハムストリングス、そして体幹の筋力を鍛えることで、関節への負担を軽減します。スクワットやプランク、ストレッチなどのエクササイズが効果的です。

3.適切な姿勢と歩行

正しい姿勢を保つことは、股関節にかかる負担を減らすために重要です。長時間座りっぱなしの姿勢や、偏った姿勢での歩行は股関節に負担をかける原因となります。定期的に姿勢を確認し、座り仕事をする際には背筋を伸ばして、股関節に負担をかけない姿勢を意識しましょう。

4.適度な運動

適度な運動は、股関節の健康を保つために非常に効果的です。ウォーキングや水中運動など、股関節に負担の少ない運動を取り入れることで、筋力を維持しながら関節の柔軟性も向上させることができます。定期的な運動を行うことで、股関節痛の予防だけでなく、全体的な健康状態も向上します。

5.重い物を持つときの注意

重い物を持ち上げる際には、正しい方法で体に負担をかけないようにすることが大切です。膝を曲げて腰を落とし、股関節や腰に余計な力がかからないように工夫しましょう。

6.適切な靴の選択

クッション性のある靴を履くことで、股関節にかかる負担を軽減することができます。特に長時間歩いたり立ち仕事をする際には、足に合った靴を選ぶことで、股関節への衝撃を和らげることができます。

まとめ 新潟市中央区 たかやま接骨院

股関節痛は、日常生活に大きな影響を与える症状ですが、早期の治療や予防策を講じることで、症状を軽減し、生活の質を向上させることができます。たかやま接骨院では、患者様一人ひとりの症状に合わせた保存療法やリハビリテーションを提供し、股関節痛の原因を解決するサポートを行っています。日常生活での体重管理や筋力強化、正しい姿勢の維持、適度な運動は、股関節痛の予防に非常に効果的です。

執筆者:
院長 高山 慶市(治療家歴34年)

日頃から患者様一人一人の声に耳を傾け、私たち施術者との壁をなくして、安心して気軽に来院していただけるよう心がけております。

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