膝の痛み
このような膝の痛みや症状でお悩みではありませんか?
膝の痛みを「年齢のせい」と我慢していませんか?

「歩き始めると膝が痛い」
「階段の上り下りがつらくなってきた」
「膝が腫れて、曲げ伸ばしに違和感がある」
このような膝の痛みを感じながらも、年齢や運動不足のせいだと思い、そのまま我慢していないでしょうか。
膝は、立つ、歩く、しゃがむ、階段を上るといった日常動作で繰り返し使われる関節です。体重を支えながら動くため、筋肉や靭帯、半月板、関節軟骨などに負担が蓄積しやすく、幅広い年代に痛みが現れます。
膝の痛みは、中高年に多い変形性膝関節症だけでなく、スポーツや仕事による使い過ぎ、転倒やひねり動作による外傷、筋力低下、歩き方の乱れなど、さまざまな原因によって起こります。
日本整形外科学会も、膝には変形性膝関節症、半月板損傷、膝靭帯損傷、スポーツによる慢性障害、オスグッド病、膝蓋骨脱臼など、多様な病気や外傷が生じると説明しています。
そのため、「膝が痛い」という症状だけで、原因を一つに決めつけることはできません。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝だけを見るのではなく、痛みが出たきっかけ、腫れや熱感、膝の動き、歩き方、股関節や足首の状態などを確認しながら、症状の原因を整理することを大切にしています。
このような膝の症状はありませんか?
次の項目に一つでも当てはまる方は、膝関節やその周囲の組織に負担がかかっている可能性があります。
・ 歩き始めに膝が痛む
・長時間歩くと膝が重くなる
・階段の上り下りで痛みが出る
・椅子から立ち上がる時に膝が痛む
・正座やしゃがむ動作がつらい
・膝を完全に曲げ伸ばしできない
・膝が腫れている
・膝に熱を持っている感じがある
・膝の内側または外側が痛む
・膝のお皿の周囲が痛む
・膝の裏側に張りや痛みを感じる
・動かすと「ゴリゴリ」「ポキポキ」と音がする
・膝に引っかかるような感覚がある
・急に膝が抜ける、ぐらつく感じがある
・スポーツ後に痛みや腫れが出る
・転倒や方向転換の後から痛みが続いている
・朝起きた時や動き始めに膝がこわばる
・以前より歩く速度が遅くなった
・痛みをかばって歩き方が変わっている
・湿布や休養だけでは良くならない
膝の痛みは、痛む場所や動作によって関係する組織が異なります。
例えば、膝の内側、外側、お皿の周囲、膝裏では、考えられる原因が同じとは限りません。また、歩き始めだけ痛い場合と、運動中に突然痛くなった場合でも、身体の状態は異なります。
膝の痛みにはどのような特徴がありますか?
膝の痛みは、症状の現れ方によっていくつかの特徴があります。
1.動き始めに痛む
椅子から立ち上がる時や、しばらく休んだ後の歩き始めに痛みを感じるタイプです。
動いているうちに少し楽になることもあるため、「まだ大丈夫」と放置されやすい傾向があります。しかし、同じ症状を繰り返す場合は、膝関節の炎症や筋力低下、関節の動きにくさなどが関係している可能性があります。
変形性膝関節症では、初期に立ち上がりや歩き始めなど、動作開始時の痛みが現れることがあります。症状が進むと、歩行や階段動作、安静時にも痛みを感じる場合があります。
2.膝を曲げると痛む
正座、しゃがみ込み、和式トイレ、床からの立ち上がりなど、膝を深く曲げる動作で痛みが出るタイプです。
膝関節の可動域が狭くなっている場合や、膝のお皿周囲、半月板、関節包などに負担がかかっている場合があります。
3.階段の上り下りで痛む
階段では平地歩行よりも大きな力が膝にかかります。
特に階段を下りる時には、太ももの前側にある大腿四頭筋が身体を支えながら働くため、筋力が低下している方や膝のお皿周辺に負担がある方は痛みを感じやすくなります。
4.膝の内側または外側が痛む
膝の内側には内側側副靭帯、半月板、鵞足と呼ばれる腱の付着部などがあります。
外側には外側側副靭帯、外側半月板、腸脛靭帯などがあります。
そのため、同じ膝の痛みでも、痛む場所によって考えられる原因が異なります。
5.膝が腫れる、熱を持つ
膝関節や周囲の組織に炎症が起きると、腫れや熱感が現れることがあります。
腫れによって膝の曲げ伸ばしが難しくなったり、膝が重く感じたりする場合もあります。変形性関節症でも、関節炎に伴って痛み、腫れ、可動域制限が起こることがあります。
転倒やスポーツ中の負傷後に急激な腫れが出た場合は、靭帯損傷や半月板損傷、骨折などを除外するため、早めの確認が必要です。
6.膝が引っかかる、ぐらつく
膝を動かした時に引っかかる感じがする、急に伸ばせなくなる、膝が抜けるように感じる場合は、半月板や靭帯などが関係している可能性があります。
にスポーツ中の方向転換、着地、接触プレーなどの後に不安定感が生じた場合は、無理に運動を続けないことが大切です。
日常生活ではどのような場面で困りますか?
膝の痛みは、歩行だけでなく、仕事、家事、趣味、外出など、生活のさまざまな場面に影響します。
・日常生活の場面 (起こりやすい困りごと )
・朝起きた時 (膝がこわばり、すぐに歩き出せない )
・椅子から立つ時 (膝に力が入らず、手をついて立ち上がる )
・階段 (手すりを使わないと上り下りが難しい )
・買い物 (長時間歩くと痛みが強くなる )
・家事 (掃除、布団の上げ下ろし、しゃがむ作業がつらい )
・入浴 (浴槽をまたぐ動作に不安を感じる )
・トイレ (立ち座りや和式トイレが難しい )
・車の乗り降り (膝を曲げたり、身体をひねったりすると痛む )
・仕事 (長時間の立ち仕事や歩行で症状が悪化する )
・スポーツ (走る、跳ぶ、方向転換する動作ができない )
膝が痛いと、外出や運動を避けるようになり、活動量が低下しやすくなります。
活動量が減ると、膝を支える太ももの筋肉が弱くなり、さらに膝が不安定になるという悪循環につながることがあります。
膝の痛みが放置されやすい理由
膝の痛みは、最初から強く現れるとは限りません。
初期には、
・少し休むと痛みが軽くなる
・動き始めだけ痛い
・毎日痛むわけではない
・湿布を貼ると一時的に楽になる
・年齢によるものだと思っている
・病院へ行くほどではないと感じる
といった状態が多く、「もう少し様子を見よう」と考えやすい症状です。
しかし、痛みをかばった動作が続くと、膝の曲げ伸ばしが少なくなり、筋力や可動域が低下する場合があります。
また、左右どちらかの膝をかばって歩くことで、反対側の膝、股関節、足首、腰などに負担が広がることもあります。
「痛みが強くなってから」ではなく、違和感が続く段階で身体の状態を確認することが、慢性化や再発を防ぐうえで重要です。
膝の音が鳴るだけなら問題ないのでしょうか?
膝を動かした時に「ポキポキ」「ゴリゴリ」と音が鳴っても、痛みや腫れ、引っかかり、動かしにくさがなければ、音だけで直ちに異常とは限りません。
ただし、次のような症状を伴う場合は注意が必要です。
・音と同時に痛みがある
・膝が腫れている
・膝が引っかかる
・曲げ伸ばしができない
・以前より音が大きくなった
・膝がぐらつく
・転倒やスポーツ外傷後から音がする
症状がある場合は、音だけで判断せず、膝関節や周囲の筋肉、靭帯、半月板などの状態を確認することが大切です。
このような膝の痛みは早めの医療機関受診が必要です
膝の痛みの中には、接骨院での施術より先に、整形外科などの医療機関で検査を受けたほうがよい症状があります。
次のような場合は、自己判断で様子を見ず、早めに医療機関を受診してください。
・転倒や衝突後に立てない、歩けない
・膝が大きく変形している
・急激に膝が腫れた
・強い内出血がある
・膝が完全に伸びない、曲がらない
・膝がロックしたように動かない
・発熱を伴って膝が赤く腫れている
・安静にしていても強く痛む
・ふくらはぎまで腫れている
・足に力が入らない、しびれが強い
骨折、重度の靭帯損傷、感染症、血管や神経の問題などが疑われる場合には、画像検査や医学的な処置が必要となることがあります。
新潟市で膝の痛みにお悩みの方へ
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝の痛みがある場所だけでなく、症状が現れた経緯や日常生活での動作まで丁寧に確認します。
主に次のような点を評価します。
・痛みや腫れが出たきっかけ
・膝のどの部分が痛むか
・膝の曲げ伸ばしと可動域
・膝関節の安定性
・太ももやふくらはぎの筋力と柔軟性
・立ち上がりや歩行の動作
・股関節、足首、足部の状態
・仕事、スポーツ、生活習慣による負担
膝の痛みは、膝だけに原因があるとは限りません。
股関節の動きが悪い、足首が硬い、太ももの筋力が低下している、足の着き方が偏っているといった問題が、膝への負担を増やしている場合もあります。
たかやま接骨院では、柔道整復師が一人ひとりの状態を確認し、必要に応じて手技療法、電気療法、テーピング、運動療法、ストレッチ、日常生活でのセルフケアをご提案します。
また、骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷などが疑われる場合には、整形外科での画像検査をご案内します。
「まだ歩けるから大丈夫」と我慢せず、膝の痛みや違和感が続いている方は、早めに身体の状態を確認しましょう。
膝の痛みとは?|たかやま接骨院
膝の痛みは一つの病名ではありません

膝の痛みとは、膝関節の内部や、その周囲にある筋肉、腱、靭帯などに負担や損傷、炎症などが生じることで現れる症状の総称です。
「膝が痛い」と感じても、すべての方に同じ原因があるわけではありません。
膝関節の軟骨や半月板に問題がある場合もあれば、スポーツや転倒によって靭帯を傷めている場合、膝周囲の筋肉や腱に負担が蓄積している場合もあります。
また、膝そのものに明らかな損傷がなくても、股関節や足首の動き、歩き方、筋力低下などによって膝に負担が集中し、痛みが出ることもあります。
そのため、膝の痛みを改善するには、痛む場所だけではなく、
・いつから痛むのか
・どの動作で痛むのか
・腫れや熱感があるか
・膝が不安定ではないか
・転倒やスポーツ外傷がなかったか
などを詳しく確認することが重要です。
膝関節はどのような構造になっていますか?
膝は、身体の中でも特に大きな荷重を受ける関節です。
歩く、立つ、座る、しゃがむ、階段を上り下りするといった動作を行うたびに、体重を支えながら曲げ伸ばしをしています。
膝関節は、主に次の3つの骨によって構成されています。
・骨の名称
・大腿骨 (太ももの骨 )
・脛骨 (すねの内側にある太い骨 )
・膝蓋骨 (一般に「膝のお皿」と呼ばれる骨 )
大腿骨と脛骨の間には半月板があり、荷重や衝撃を分散する働きをしています。
骨の表面は関節軟骨で覆われており、膝を滑らかに動かすための重要な役割を担っています。
さらに、膝の周囲には前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯などがあり、膝が前後や左右へ過度に動かないように支えています。日本整形外科学会では、膝関節内外の代表的な疾患として、変形性膝関節症、半月板損傷、膝靭帯損傷、膝関節捻挫、スポーツによる慢性障害などを挙げています。
膝を構成する主な組織と役割
膝が安定して動くためには、骨だけでなく複数の組織が協力して働く必要があります。
関節軟骨
関節軟骨は、大腿骨や脛骨などの骨の表面を覆っている組織です。
関節面の摩擦を減らし、膝の曲げ伸ばしを滑らかにします。また、歩行や着地などで加わる衝撃をやわらげる役割もあります。
加齢や繰り返される負担、過去の外傷などによって関節軟骨が変性すると、痛みや動かしにくさ、関節の変形につながることがあります。
半月板
半月板は、大腿骨と脛骨の間にある、内側と外側の二つの組織です。
主な役割は次のとおりです。
・衝撃を吸収する
・体重を分散する
・膝関節を安定させる
・関節の動きを滑らかにする
スポーツ中の急な方向転換や、膝をひねった状態で体重がかかった際に損傷することがあります。
半月板を傷めると、痛みや腫れ、膝の引っかかり、完全に伸ばしにくいなどの症状が現れる場合があります。
靭帯
靭帯は骨と骨をつなぎ、関節が過度に動くことを防ぐ強い組織です。
膝を支える代表的な靭帯には次のものがあります。
・前十字靭帯
・後十字靭帯
・内側側副靭帯
・外側側副靭帯
スポーツ中の接触、急停止、ジャンプ後の着地、方向転換などで強い力が加わると損傷することがあります。
靭帯を傷めた場合は、痛みだけでなく、膝が抜けるような不安定感や腫れが出ることがあります。
筋肉と腱
膝を曲げ伸ばしするためには、太ももやふくらはぎの筋肉が重要です。
代表的な筋肉には、
・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・内転筋群
・下腿三頭筋
などがあります。
大腿四頭筋は膝を伸ばし、立ち上がりや階段動作で身体を支えます。
ハムストリングスは膝を曲げるだけでなく、膝関節を安定させる働きにも関係します。
これらの筋肉が硬くなったり弱くなったりすると、膝関節に加わる負担が増え、痛みにつながることがあります。
膝に痛みが起きている時、身体の中では何が起きているのでしょうか?
膝の痛みがある時には、原因に応じて身体の中でさまざまな変化が起きています。
1.炎症が起きている
転倒やスポーツ外傷、使い過ぎなどによって、筋肉、腱、靭帯、関節包などが傷つくと炎症が起こることがあります。
炎症が起きた膝では、
・痛み
・腫れ
・熱感
・曲げ伸ばしの制限
などが現れます。
急性期に無理な運動や強いマッサージを行うと、症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。
2.関節内に水がたまる
膝関節の炎症が強くなると、関節液が増えて、いわゆる「膝に水がたまる」状態になることがあります。
膝が膨らんだように感じたり、曲げにくくなったり、膝が重く感じたりする場合があります。
変形性膝関節症でも、膝の痛みや関節液の貯留がみられることがあります。
3.関節の動きが悪くなる
痛みがあると、無意識に膝を十分に曲げ伸ばししなくなります。
その状態が続くと、筋肉や関節周囲の組織が硬くなり、可動域が狭くなることがあります。
膝が完全に伸びなくなると、立った時や歩行時に膝が曲がった姿勢となり、太ももの筋肉へ負担がかかりやすくなります。
4.筋力が低下する
膝が痛いと歩行や運動を避けるようになり、太ももの筋肉を使う機会が減少します。
特に大腿四頭筋が弱くなると、膝を支える力が低下し、立ち上がりや階段動作がさらに難しくなることがあります。
痛いから動かない、動かないから筋力が落ちる、筋力が落ちて膝への負担が増えるという悪循環に注意が必要です。
5.膝の安定性が低下する
靭帯や半月板の損傷、筋力低下などがあると、膝関節の安定性が低下することがあります。
その結果、
・歩いていると膝がぐらつく
・急に膝が抜ける
・方向転換が怖い
・スポーツ動作に不安がある
といった症状が現れる場合があります。
膝の痛みにはどのような種類がありますか?
膝の痛みは、発症の仕方によって大きく急性と慢性に分けられます。
・急性の膝の痛み
急性の膝の痛みは、明確なきっかけがあって突然発症することが多いタイプです。
主な原因には、
・転倒
・膝をひねった
・スポーツ中の接触
・ジャンプ後の着地
・急な方向転換
・重い物を持って立ち上がった
などがあります。
筋肉や靭帯、半月板、骨などを傷めている可能性があり、腫れや内出血、歩行困難を伴う場合もあります。
慢性の膝の痛み
慢性の膝の痛みは、明らかなケガがなく、徐々に症状が現れることが多いタイプです。
主な要因として、
・加齢による関節の変化
・長期間の使い過ぎ
・筋力低下
・体重増加
・O脚やX脚
・歩き方や身体の使い方
・ 過去の外傷
などが挙げられます。
変形性膝関節症では、初期には立ち上がりや歩き始めに痛みが現れ、進行すると階段、正座、歩行が困難になり、さらに進むと安静時にも痛むことがあります。
膝の痛みで考えられる代表的な状態
膝の痛みを起こす状態には、次のようなものがあります。
状態・疾患 (主な特徴 )
・変形性膝関節症 (動き始めの痛み、階段動作の痛み、腫れ、可動域制限 )
・半月板損傷 (膝の引っかかり、腫れ、曲げ伸ばしの痛み )
・膝靭帯損傷 (外傷後の痛み、腫れ、ぐらつき、不安定感 )
・膝関節捻挫 (ひねった後の痛み、圧痛、腫れ )
・鵞足炎 (膝の内側下方の痛み、ランニングや階段で悪化 )
・腸脛靭帯炎 (膝の外側の痛み、ランニング中に出やすい )
・膝蓋腱炎 (膝のお皿の下の痛み、ジャンプ動作で悪化 )
・オスグッド病 (成長期の子どもに多い、膝下の出っ張りの痛み )
・膝蓋大腿関節の痛み (膝のお皿周辺の痛み、階段や長時間座位で悪化 )
症状だけで自己判断することは難しく、複数の状態が重なっている場合もあります。
膝の痛みの重症度
膝の痛みは、痛みの強さだけではなく、腫れ、可動域、歩行能力、関節の安定性などを含めて判断する必要があります。
軽症
・運動後に軽い痛みがある
・歩き始めだけ違和感がある
・日常生活はほぼ問題なく行える
・休むと症状が軽くなる
・腫れや熱感がほとんどない
軽症でも、同じ痛みを繰り返す場合は、使い方や筋力、柔軟性に問題がないか確認することが大切です。
中等症
・階段や立ち上がりで痛む
・腫れや熱感がある
・膝の曲げ伸ばしがしにくい
・長時間歩くことが難しい
・痛みをかばって歩いている
・スポーツや仕事に支障が出ている
この段階では、日常生活の負担を調整し、適切な施術やリハビリを始める必要があります。
重症
・立つことや歩くことが難しい
・強い腫れや内出血がある
・膝が完全に伸びない、曲がらない
・膝がロックして動かない
・強い不安定感がある
・膝の形が明らかに変わっている
・安静時や夜間にも強く痛む
・発熱を伴って赤く腫れている
このような症状がある場合は、骨折、重度の靭帯損傷、半月板損傷、感染症などの可能性もあるため、整形外科など医療機関での検査が必要です。
膝の痛みは原因を見極めることが大切です
膝の痛みには、関節軟骨の変化、半月板や靭帯の損傷、筋肉や腱の炎症、筋力低下など、さまざまな原因があります。
そのため、「年齢による痛み」「使い過ぎ」「筋肉が硬いだけ」と自己判断し、すべて同じ方法で対処することは適切ではありません。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、
・問診による発症原因の確認
・膝の腫れや熱感の確認
・痛む場所の確認
・関節の可動域検査
・靭帯の安定性の確認
・歩行や立ち上がり動作の確認
・太ももや股関節、足首の状態
などを評価し、膝の状態を整理します。
必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を活用し、筋肉、腱、靭帯、関節周囲の状態を確認することもあります。
また、骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症の進行などが疑われる場合には、整形外科でのレントゲンやMRIなどの検査をご案内します。
膝の痛みを改善するためには、痛みの種類と原因を見極め、状態に合った対応を行うことが重要です。
膝の痛みになる原因|たかやま接骨院
膝の痛みは「年齢」だけが原因ではありません

「年齢を重ねたから膝が痛くなるのは仕方がない」
そのように考えている方は少なくありません。
確かに、加齢による関節の変化は膝の痛みに関係します。
しかし、実際には日常生活の習慣や身体の使い方、筋力、スポーツ、体重、姿勢など、複数の要因が重なって痛みが現れることがほとんどです。
そのため、痛みが出た原因を正しく見極めることが、改善への第一歩になります。
たかやま接骨院では、「どこが痛いのか」だけでなく、「なぜその場所に負担が集中したのか」を大切にしながら評価を行っています。
原因① 加齢による関節の変化
年齢を重ねると、膝関節にも少しずつ変化が現れます。
代表的なのが変形性膝関節症です。
加齢や長年の負担によって関節軟骨が徐々に変性すると、関節の動きが滑らかでなくなり、歩行や階段動作で痛みが出ることがあります。
このような症状が特徴です
- ・朝の歩き始めが痛い
- ・椅子から立つ時に痛む
- ・階段の下りがつらい
- ・膝に水がたまりやすい
- ・徐々にO脚が目立ってきた
日本整形外科学会によると、変形性膝関節症は中高年以降に多くみられ、初期は動き始めの痛みが中心ですが、進行すると歩行や安静時にも痛みが出ることがあります。
原因② 筋力低下
膝は筋肉によって支えられています。
特に重要なのが、
- ・大腿四頭筋(太ももの前)
- ・ハムストリングス(太ももの裏)
- ・お尻の筋肉(臀筋群)
- ・体幹
です。
これらの筋肉が弱くなると、歩くたびに膝へ直接負担がかかりやすくなります。
特に大腿四頭筋の筋力低下は、立ち上がりや階段動作での痛みに大きく関係します。
筋力低下が起こりやすい方
- ・運動不足
- ・デスクワーク中心
- ・外出する機会が少ない
- ・病気やケガで安静期間が長かった
- ・高齢者
筋力は何歳からでも適切な運動によって維持・向上を目指すことができます。
原因③ 体重の増加
膝は体重を支える関節です。
歩行時には体重の約2~3倍、階段では約4~6倍程度の力が膝へ加わるといわれています。
そのため体重が増えると、その分だけ膝への負担も増加します。
例えば、
- ・数kg体重が増えただけでも膝への負荷は大きくなる
- ・階段や坂道で痛みが強くなる
- ・軟骨への負担が増える
などが起こります。
体重管理は、膝の痛みの改善だけでなく再発予防にも重要な要素です。
原因④ スポーツによる負担
スポーツでは膝に繰り返し強い力が加わります。
特に、
- ・サッカー
- ・バスケットボール
- ・バレーボール
- ・野球
- ・テニス
- ・バドミントン
- ・ランニング
- ・陸上競技
などでは膝への負担が大きくなります。
起こりやすいスポーツ障害
- ・前十字靭帯損傷
- ・半月板損傷
- ・ジャンパー膝
- ・オスグッド病
- ・鵞足炎
- ・腸脛靭帯炎
同じ動作を繰り返すことで筋肉や腱に炎症が起こることも少なくありません。
原因⑤ 姿勢や歩き方の乱れ
膝だけに原因があるとは限りません。
例えば、
- ・猫背
- ・骨盤の傾き
- ・O脚
- ・X脚
- ・扁平足
- ・足首の硬さ
などがあると、膝へ加わる力のバランスが崩れます。
その結果、
- ・内側ばかり痛い
- ・外側ばかり痛い
- ・同じ場所を繰り返し痛める
といった症状につながることがあります。
歩き方のクセは、自分では気付きにくいため、専門的な評価が重要です。
原因⑥ 身体の使い方
仕事や家事など、日常生活の動作にも膝へ負担をかける要因があります。
このような動作はありませんか?
- ・長時間立ちっぱなし
- ・中腰作業
- ・重い荷物を持つ
- ・床生活が多い
- ・正座を繰り返す
- ・階段を頻繁に利用する
毎日は小さな負担でも、長期間続くことで膝へのストレスが蓄積していきます。
原因⑦ 柔軟性の低下
筋肉が硬くなると膝の動きも悪くなります。
特に硬くなりやすい筋肉は、
- ・太ももの前
- ・太ももの裏
- ・お尻
- ・ふくらはぎ
です。
柔軟性が低下すると、
- 可動域が狭くなる
- 関節へ負担が集中する
- ケガをしやすくなる
ことがあります。
ストレッチ不足も膝痛の原因の一つです。
原因⑧ 過去のケガ
以前、
- ・靭帯損傷
- ・半月板損傷
- ・骨折
- ・膝関節捻挫
などを経験した方では、その後も膝へ負担が残る場合があります。
十分に筋力や柔軟性が回復しないままスポーツへ復帰すると、再発することもあります。
原因⑨ 仕事による膝への負担
仕事によっても膝へ負担は大きく変わります。
膝に負担がかかりやすい職業
- ・建設業
- ・農業
- ・看護師
- ・介護士
- ・保育士
- ・美容師
- ・調理師
- ・配送業
長時間立ち続けたり、しゃがむ動作が多かったりすると、膝への負担は徐々に蓄積されます。
原因⑩ 他の関節の影響
膝は股関節や足首と連動して動いています。
そのため、
- ・股関節が硬い
- ・足首が動かない
- ・足裏のバランスが悪い
といった状態でも膝へ負担が集中することがあります。
たかやま接骨院では膝だけでなく、身体全体の動きを確認しながら原因を探していきます。
原因は一つではないことがほとんどです
膝の痛みは、
- ・加齢
- ・筋力低下
- ・体重増加
- ・スポーツ
- ・姿勢
- ・歩き方
- ・柔軟性
- ・日常生活
など、複数の要因が重なって起こることがほとんどです。
そのため、「湿布だけ」「痛い場所だけを揉む」といった対処だけでは、原因が改善されず、再発を繰り返してしまう場合があります。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、
- ・問診
- ・姿勢分析
- ・歩行評価
- ・可動域検査
- ・筋力評価
- ・エコー(超音波画像観察装置)による評価(必要に応じて)
などを組み合わせ、一人ひとりの膝の痛みの原因を丁寧に確認しています。
原因を明らかにし、適切な施術とセルフケアを行うことが、痛みの改善と再発予防につながります。
膝の痛みを放置するとどうなる?|たかやま接骨院
軽い膝の痛みでも、繰り返す場合は注意が必要です

膝の痛みがあっても、
・少し休むと楽になる
・湿布を貼ると一時的に軽くなる
・まだ歩けるから大丈夫
・年齢のせいなので仕方がない
と考え、そのまま様子を見ている方は少なくありません。
一時的な筋肉疲労であれば、休養によって症状が落ち着く場合もあります。しかし、腫れや熱感、動かしにくさを伴う場合や、同じ痛みを何度も繰り返す場合は、膝関節や周囲の組織に負担が残っている可能性があります。
膝の痛みを放置したからといって、すべての方が重症化するわけではありません。
ただし、原因に合った対応をしないまま負担をかけ続けると、炎症や痛みが長引き、可動域の低下や筋力低下につながることがあります。
1.炎症や腫れが長引くことがある
転倒やスポーツ、使い過ぎなどによって膝周囲の筋肉、腱、靭帯、関節包などに負担がかかると、炎症が起こることがあります。
炎症がある時には、次のような症状が現れます。
・膝が腫れる
・熱を持つ
・押すと痛い
・曲げ伸ばしがしにくい
・歩くと痛みが強くなる
この状態で無理に運動したり、長時間歩いたりすると、炎症が長引く可能性があります。
また、膝関節内の炎症によって関節液が増えると、いわゆる「膝に水がたまる」状態になる場合があります。
腫れが強くなると、膝が重く感じたり、曲げ伸ばしが難しくなったりします。日本整形外科学会も、関節炎に伴って痛みや腫れが生じ、腫れによって動かしにくさや可動域制限が起こると説明しています。(日本臓器移植 network)
2.膝の痛みが慢性化することがある
膝の痛みをかばいながら生活を続けると、歩き方や立ち上がり方が変化します。
その結果、膝周囲の一部の筋肉や関節に負担が偏り、痛みが長引くことがあります。
慢性化すると、次のような状態になりやすくなります。
・毎朝、膝がこわばる
・立ち上がるたびに痛む
・階段を避けるようになる
・長時間歩けない
・膝の痛みが常に気になる
・良くなったり悪くなったりを繰り返す
変形性関節症では、関節炎や荷重による刺激が繰り返されることで、痛みや動かしにくさが徐々に強くなる場合があります。
痛みが長引くほど、身体を動かす機会が減りやすくなるため、早い段階で状態を確認することが大切です。
3.膝の可動域が狭くなることがある
可動域とは、関節を動かせる範囲のことです。
膝に痛みや腫れがあると、無意識のうちに曲げ伸ばしを避けるようになります。
その状態が続くと、
・膝が完全に伸びない
・深く曲げられない
・正座ができない
・しゃがめない
・階段の上り下りが難しい
といった可動域制限につながることがあります。
膝が十分に伸びないまま歩くと、膝を軽く曲げた姿勢で身体を支えるため、太ももの筋肉に負担がかかります。
また、膝を深く曲げられなくなると、床からの立ち上がり、入浴、トイレ、靴下の着脱などにも支障が出る場合があります。
変形性関節症が進行すると、関節の変形や関節包の硬さなどにより、可動域制限が強くなることがあります。
4.膝を支える筋力が低下する
膝が痛いと、できるだけ膝を使わないようになります。
例えば、
・外出を減らす
・階段を使わない
・運動をやめる
・痛い側の脚に体重をかけない
・椅子から手を使って立つ
といった行動が増えます。
しかし、膝を動かす機会が減ると、膝を支える大腿四頭筋やハムストリングス、お尻の筋肉などが徐々に弱くなります。
筋力が低下すると、
・膝が安定しにくくなる
・立ち上がりが難しくなる
・階段を下りる時に不安を感じる
・歩行速度が遅くなる
・疲れやすくなる
といった問題が起こりやすくなります。
痛みがあるから動かない、動かないために筋力が低下する、筋力が低下してさらに膝へ負担がかかるという悪循環に注意が必要です。
5.膝の不安定感が残ることがある
膝の靭帯は、関節が前後や左右へ過度に動かないように支える役割を担っています。
靭帯を損傷したまま適切な評価やリハビリを行わないと、痛みが軽くなった後も膝の不安定感が残る場合があります。
代表的な症状は次のとおりです。
・歩いていると膝が抜ける
・下り坂で膝が不安になる
・急な方向転換が怖い
・スポーツ中に踏ん張れない
・同じ場所を繰り返し傷める
膝関節捻挫では、痛みの程度だけで損傷の重さを判断できないことがあります。日本整形外科学会も、前十字靭帯などでは痛みが強くない場合があるため、「あまり痛くないから大丈夫」と判断しないよう注意を促しています。
6.半月板損傷などで引っかかりが悪化することがある
半月板は、膝関節内で衝撃を吸収し、関節を安定させる組織です。
半月板を傷めると、
・膝を動かすと引っかかる
・曲げ伸ばしの途中で痛む
・膝が腫れる
・完全に伸ばせない
といった症状が出ることがあります。
損傷した半月板の一部が関節内に挟まると、膝が急に動かなくなる「ロッキング」が起こる場合があります。ロッキングが強いと、歩けないほどの痛みを伴うこともあります。
膝が引っかかる、急に伸ばせなくなるといった症状がある場合は、無理に曲げ伸ばしを繰り返さず、整形外科などでの検査を検討する必要があります。
7.同じ膝の痛みを繰り返しやすくなる
痛みが一時的に軽くなっても、原因が残っていると再発することがあります。
例えば、
・太ももの筋力が戻っていない
・股関節や足首が硬い
・歩き方が改善されていない
・スポーツフォームに問題がある
・仕事で同じ負担が続いている
・体重が増加している
といった状態では、膝への負担が再び集中します。
特にスポーツ障害では、痛みだけを基準に復帰すると、筋力やバランス、動作能力が十分に回復しておらず、再発につながることがあります。
再発を防ぐためには、痛みの軽減だけでなく、可動域、筋力、安定性、身体の使い方まで確認することが重要です。
8.股関節・足首・腰にも負担が広がる
膝が痛いと、無意識に痛い側をかばって歩くようになります。
例えば、
・反対側の脚に体重をかける
・歩幅を狭くする
・膝を曲げずに歩く
・身体を左右に揺らして歩く
・足先を外側へ向ける
といった代償動作が起こります。
この状態が続くと、膝以外の部位にも負担がかかります。
影響が出やすい部位
・部位 (起こりやすい負担 )
・反対側の膝 (体重を多く支えることで痛みが出る )
・股関節 (歩き方の変化によって筋肉が緊張する )
・足首・足部 (足の着き方が偏り、負担が集中する )
・腰 (身体を傾けて歩くことで負担が増える )
・背中 (姿勢の変化によって張りや疲労が出る )
膝の痛みを改善するには、膝だけでなく、股関節や足首、骨盤、歩行状態まで確認することが大切です。
9.活動量が減り、体力が低下することがある
膝の痛みが続くと、
「歩くと痛いから外出を控えよう」
「転ぶのが怖いから運動をやめよう」
と考えるようになります。
活動量が減ると、膝周囲だけでなく全身の筋力や持久力も低下します。
さらに運動不足が続くと、体重が増加し、膝への負担が増える可能性があります。
また、外出や趣味を控えることで、
・気分が落ち込む
・人と会う機会が減る
・生活への意欲が低下する
・痛みに対する不安が強くなる
といった心理面への影響が現れることもあります。
膝の痛みを放置しないことは、関節の健康だけでなく、日常生活の活動性や健康維持のためにも重要です。
10.関節の変形が進行する場合がある
すべての膝の痛みが関節の変形につながるわけではありません。
しかし、変形性膝関節症では、関節軟骨の変性や関節炎が進行することで、関節の形が徐々に変化する場合があります。
進行すると、
・O脚が強くなる
・膝が伸びにくくなる
・歩行距離が短くなる
・安静時にも痛む
・日常生活に大きな制限が出る
ことがあります。
日本整形外科学会は、軟骨の摩耗や骨組織の変化が進むと、関節の変形と症状の悪化が悪循環を生じる場合があると説明しています。
早期に適切な運動療法や生活改善を行うことで、症状の軽減や機能維持を目指せる場合があります。
このような場合は早めに整形外科を受診してください
次のような症状がある場合は、接骨院での施術より先に、整形外科など医療機関での検査が必要となる可能性があります。
・転倒や衝突後に立てない、歩けない
・急激に膝が大きく腫れた
・強い内出血がある
・膝が完全に伸びない
・膝がロックして動かない
・膝が繰り返し抜ける
・膝の形が明らかに変わっている
・発熱を伴って膝が赤く腫れている
・安静時や夜間にも強く痛む
・ふくらはぎまで腫れている
・足のしびれや筋力低下がある
骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷、感染症などが疑われる場合には、レントゲンやMRI、血液検査などが必要になることがあります。
膝の痛みを繰り返す前に原因を確認しましょう
膝の痛みを放置すると、必ず悪化するわけではありません。
しかし、痛みや腫れを繰り返す場合、動かしにくさが続く場合、日常生活に支障が出ている場合は、何らかの負担が膝に残っている可能性があります。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、
・痛みや腫れの状態
・膝関節の可動域
・靭帯の安定性
・太ももの筋力
・股関節や足首の動き
・立ち上がりや歩行動作
・仕事やスポーツでの身体の使い方
などを確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術やリハビリ、セルフケアをご提案します。
また、骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷、進行した関節疾患などが疑われる場合には、整形外科での検査をご案内します。
「まだ我慢できるから」と放置せず、膝の痛みや違和感が続く段階で早めに身体の状態を確認することが、慢性化や再発の予防につながります。
接骨院で行う膝の痛みの治療方法|たかやま接骨院
膝の痛みは「原因」に合わせた治療が重要です

膝の痛みは、
・変形性膝関節症
・膝関節捻挫
・半月板損傷
・靭帯損傷
・鵞足炎
・ジャンパー膝
・ランニング障害
・筋肉や腱の炎症
など、原因によって適切な治療方法が異なります。
そのため、「膝が痛いから温めればよい」「マッサージを受ければ治る」と一律に考えることはできません。
たかやま接骨院では、痛みのある場所だけでなく、痛みの原因を評価したうえで、一人ひとりの状態に合わせた施術計画をご提案しています。
① 丁寧なカウンセリング(問診)
膝の痛みを改善するためには、まず原因を把握することが大切です。
そのため、初回は十分な時間をかけて問診を行います。
主な確認項目
- ・いつから痛みがあるか
- ・何をした時に痛めたか
- ・どこが痛むのか
- ・どの動作で痛むのか
- ・腫れや熱感があるか
- ・音や引っかかりがあるか
- ・スポーツ歴
- ・お仕事の内容
- ・過去のケガや手術歴
- ・現在の治療状況
患者様のお話を詳しく伺うことで、原因を絞り込んでいきます。
② 身体の検査・評価
問診後は膝の状態を詳しく確認します。
たかやま接骨院では、
評価する内容
- ・歩き方
- ・立ち方
- ・姿勢
- ・O脚・X脚の有無
- ・可動域(曲げ伸ばし)
- ・圧痛
- ・腫れ
- ・熱感
- ・靭帯の安定性
- ・半月板を疑う所見
- ・筋力
- ・股関節・足首の動き
などを総合的に確認します。
また必要に応じて、
超音波画像観察装置(エコー)
を用いて、
- ・靭帯
- ・腱
- ・筋肉
- ・関節周囲の軟部組織
の状態を確認します。
エコーは放射線被ばくがなく、動かしながら観察できることが特徴です。
一方、骨折や高度な半月板損傷、靭帯断裂などが疑われる場合には、レントゲンやMRIなどの画像検査が必要になるため、整形外科をご案内しています。
③ 手技療法
膝の痛みでは、
「膝だけを施術しても改善しない」
ことが少なくありません。
たかやま接骨院では、
- ・太もも
- ・ふくらはぎ
- ・股関節
- ・骨盤
- ・足首
なども含めて評価し、手技療法を行います。
手技療法の目的
- ・筋肉の緊張を和らげる
- ・関節の動きを改善する
- ・可動域を広げる
- ・血流を促す
- ・動きやすい身体づくりを目指す
症状や炎症の程度に応じて刺激量を調整し、患者様の状態に合わせた施術を行います。
④ 電気療法
膝の痛みでは物理療法も補助的に活用します。
たかやま接骨院では症状に応じて電気療法を組み合わせています。
電気療法の目的
- ・痛みの軽減
- ・炎症後の回復をサポート
- ・筋肉の緊張緩和
- ・血流促進
急性期・慢性期で使用方法を変更し、患者様一人ひとりに合わせて調整しています。
⑤ テーピング療法
膝の状態によってはテーピングを行います。
テーピングの目的
- ・膝関節をサポートする
- ・筋肉の負担を軽減する
- ・スポーツ時の安定性を高める
- ・日常生活を送りやすくする
- ・再発予防
院長はキネシオテーピング協会認定指導員として活動しており、患者様の症状や生活スタイルに合わせたテーピングを行っています。
スポーツ復帰時にも有効な補助療法の一つです。
⑥ 固定が必要な場合
急性外傷では固定を行うことがあります。
例えば、
- ・膝関節捻挫
- ・靭帯損傷
- ・強い炎症
- ・スポーツ外傷
などでは、膝を安静に保つことが重要です。
症状に応じて
- ・包帯固定
- ・サポーター
- ・テーピング
などを選択します。
ただし、必要以上に長期間固定すると筋力低下や関節拘縮につながるため、状態を見ながら運動療法へ移行していきます。
⑦ 運動療法・リハビリ
膝の痛みを改善し、再発を防ぐためには筋力回復が重要です。
たかやま接骨院では、
運動療法の内容
- ・大腿四頭筋トレーニング
- ・ハムストリングス強化
- ・お尻の筋力トレーニング
- ・体幹トレーニング
- ・バランス訓練
- ・歩行指導
- ・階段動作指導
などを行います。
筋肉を鍛えるだけでなく、
「正しく使える身体」
を目指してリハビリを進めます。
⑧ ストレッチ指導
膝への負担を減らすためには柔軟性も重要です。
たかやま接骨院では、
患者様の状態に合わせて
- ・大腿四頭筋
- ・ハムストリングス
- ・腓腹筋
- ・ヒラメ筋
- ・お尻
- ・股関節
などのストレッチを指導しています。
毎日継続することで膝への負担軽減につながります。
⑨ セルフケア指導
施術だけではなく、ご自宅でのセルフケアも改善には欠かせません。
当院では、
- ・アイシングの方法
- ・温めるタイミング
- ・ストレッチ方法
- ・歩き方
- ・階段の上り下り
- ・正しい立ち方
- ・正しい座り方
- ・運動量の調整
などを分かりやすくお伝えしています。
患者様ご自身が身体の状態を理解し、日常生活の中で実践することが、痛みの改善や再発予防につながります。
⑩ 再発予防までサポートします
膝の痛みは、一度改善しても原因が残っていれば再発する可能性があります。
そのため、たかやま接骨院では、
- ・姿勢改善
- ・歩行指導
- ・筋力維持
- ・柔軟性向上
- ・体重管理のアドバイス
- ・スポーツ復帰指導
まで含めたサポートを行っています。
「痛みを取ること」だけではなく、
「痛みを繰り返しにくい身体づくり」
を目標としています。
たかやま接骨院の特徴
新潟市中央区のたかやま接骨院では、30年以上にわたり地域の皆様の健康づくりをサポートしてきました。
当院では、
- ・丁寧な問診と身体評価
- ・柔道整復師による手技療法
- ・超音波画像観察装置(エコー)を活用した評価
- ・症状に応じた電気療法
- ・キネシオテーピング
- ・運動療法・リハビリ
- ・セルフケア指導
を組み合わせ、患者様一人ひとりに適した施術をご提案しています。
また、骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷などが疑われる場合には、整形外科と連携し、必要な検査や治療につなげる体制を整えています。
膝の痛みで、
「歩くのがつらい」
「階段が不安」
「スポーツへ復帰したい」
とお悩みの方は、お気軽にたかやま接骨院へご相談ください。
自宅でできる膝の痛みのセルフケア|たかやま接骨院

膝のセルフケアは「冷やす時期」と「温める時期」の見極めが大切です
膝が痛い時に、
「冷やした方がよいのか」
「温めた方がよいのか」
「動かさずに休んだ方がよいのか」
と迷う方は少なくありません。
膝のセルフケアは、痛みの原因や発症してからの期間、腫れや熱感の有無によって方法が異なります。
転倒やスポーツで急に膝を傷め、腫れや熱感がある場合は、負担を減らしてアイシングを行うことがあります。一方、慢性的な膝のこわばりや筋肉の緊張では、温めたり、無理のない範囲で動かしたりすることが適している場合があります。
ただし、セルフケアはあくまで症状を管理するための方法です。
膝が大きく腫れている、歩けない、膝が伸びない、強い不安定感があるといった場合は、セルフケアだけで様子を見ず、早めに整形外科などの医療機関へ相談してください。
1.膝を急に傷めた時の応急処置
スポーツや転倒、ひねり動作などで急に膝を傷めた場合は、まず運動や作業を中止します。
痛みを我慢して動き続けると、炎症や腫れが強くなる可能性があります。
・急性期に確認したい症状
- ・膝が腫れている
- ・熱を持っている
- ・押すと強く痛む
- ・内出血がある
- ・歩くと痛みが増す
- ・膝がぐらつく
- ・曲げ伸ばしが難しい
このような症状がある時は、無理に動かさず、膝への負担を減らすことが大切です。
2.アイシングの方法
転倒やスポーツなどで急に膝を傷め、腫れや熱感がある場合は、アイシングによって痛みや腫れを抑えられることがあります。
英国の公的医療機関では、膝に腫れや熱感がある場合、氷や冷却材を布で包み、10~15分程度冷やす方法を案内しています。氷を皮膚に直接当てないことが重要です。
アイシングの手順
- 1.氷や保冷剤を用意する
- 2.薄いタオルや布で包む
- 3.膝の痛む部分に10~15分程度当てる
- 4.皮膚の状態を確認して終了する
- 5.必要に応じて時間を空けて繰り返す
アイシングの注意点
- ・氷を皮膚に直接当てない
- ・眠りながら冷やさない
- ・長時間連続して冷やさない
- ・皮膚が白くなる、強くしびれる場合は中止する
- ・血行障害や知覚障害がある方は自己判断で行わない
アイシングを何日続けるかは、腫れや熱感、損傷の程度によって異なります。
「何日間は必ず冷やす」と決めつけるのではなく、腫れや熱感が落ち着いているかを確認しながら判断します。
3.膝を温めるケア
慢性的な膝のこわばりや、太もも・ふくらはぎの筋肉が硬くなっている場合は、温めることで動きやすくなることがあります。
温熱はすべての膝痛に適しているわけではありませんが、変形性関節症などでは、温熱または冷却によって痛みが軽減する方もいるとされています。
温める方法
- ・湯船につかる
- ・蒸しタオルを当てる
- ・温熱パッドを使う
- ・膝周囲を冷やさない服装をする
温める時間の目安
温熱パッドなどを使用する場合は、熱すぎない温度で10~20分程度を目安にします。
低温やけどを防ぐため、温熱器具を直接肌に当てたり、つけたまま眠ったりしないでください。
温めない方がよい可能性がある状態
- ・膝が明らかに腫れている
- ・膝に強い熱感がある
- ・傷めた直後で痛みが増している
- ・内出血が広がっている
- ・発熱を伴って赤く腫れている
特に発熱を伴う強い腫れや赤みは、感染症などが関係している可能性もあるため、温めずに医療機関へ相談してください。
4.膝を動かさずに安静にした方がよいのでしょうか?
膝を傷めた直後は、痛みを悪化させる運動や作業を控えることが大切です。
ただし、必要以上に長く動かさない状態が続くと、膝関節が硬くなり、太ももの筋力も低下しやすくなります。
膝の痛みに関する公的な医療案内でも、急な痛みが出た最初の24~48時間は膝を休ませつつ、長時間まったく動かさないことは避け、痛みのない範囲で軽く動かすことが案内されています。
基本的な考え方
- ・痛みを強くする動作は休む
- ・長時間同じ姿勢を続けない
- ・痛くない範囲で軽く曲げ伸ばしする
- ・歩行量は症状に合わせて調整する
- ・翌日に痛みや腫れが増えたら運動量を減らす
「完全に動かさない」か「痛くても動く」かの二択ではなく、膝の状態に応じて負担を調整することが大切です。
5.膝の曲げ伸ばし運動
腫れや強い痛みが落ち着いている場合は、膝の可動域を維持するために、軽い曲げ伸ばしを行います。
椅子に座って行う膝の曲げ伸ばし
- 1.椅子に深く腰掛ける
- 2.片方の膝をゆっくり伸ばす
- 3.痛みのない位置で2~3秒止める
- 4.ゆっくり元に戻す
- 5.片脚5~10回程度行う
痛みを我慢して、膝を強く伸ばし切る必要はありません。
運動後に腫れや痛みが明らかに強くなる場合は中止し、身体の状態を確認してください。
6.太ももの前側を伸ばすストレッチ
大腿四頭筋は、膝を伸ばしたり身体を支えたりする重要な筋肉です。
この筋肉が硬くなると、膝のお皿周辺へ負担がかかりやすくなることがあります。
・大腿四頭筋のストレッチ
- 1.壁や椅子につかまって立つ
- 2.片方の膝を後ろへ曲げる
- 3.足首を持ち、かかとをお尻へ近づける
- 4.太ももの前側が伸びる位置で止める
- 5.15~20秒程度保持する
- 6.左右2回程度行う
腰を反らしすぎず、両膝が大きく離れないように行います。
立った姿勢が不安定な方や、膝を曲げると痛い方は無理に行わないでください。
7.太ももの裏側を伸ばすストレッチ
ハムストリングスは、太ももの裏側にある筋肉です。
硬くなると膝を完全に伸ばしにくくなり、歩行時の姿勢にも影響することがあります。
椅子を使ったストレッチ
- 1.椅子に浅く座る
- 2.片脚を前へ伸ばす
- 3.かかとを床につけ、つま先を上へ向ける
- 4.背中を丸めず、上体を少し前へ倒す
- 5.太ももの裏側が伸びる位置で15~20秒止める
- 6.左右2回程度行う
膝そのものに痛みが出る場合は、伸ばす角度を小さくしてください。
膝の運動プログラムでは、大腿四頭筋、ハムストリングス、股関節周囲の筋肉などを柔軟に保つことが、可動域の維持やケガの予防に重要とされています。
8.ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎが硬いと足首の動きが悪くなり、歩行時に膝へ負担がかかりやすくなる場合があります。
壁を使ったストレッチ
- 1.壁に両手をつく
- 2.片脚を後ろへ引く
- 3.後ろ脚のかかとを床につける
- 4.つま先を正面へ向ける
- 5.ふくらはぎが伸びる位置で15~20秒止める
- 6.左右2回程度行う
膝やアキレス腱に強い痛みが出る場合は中止してください。
9.太ももの筋力を保つ運動
膝を支える大腿四頭筋の筋力を保つことは、膝関節への負担軽減に役立ちます。
ただし、膝が大きく腫れている時や、運動によって強い痛みが出る場合は、無理にトレーニングを行わないでください。
膝押し運動
- 1.仰向けまたは脚を伸ばして座る
- 2.膝の下に丸めたタオルを入れる
- 3.膝裏でタオルを下へ押す
- 4.太ももの前側に力を入れる
- 5.5秒程度保持する
- 6.5~10回繰り返す
膝を大きく動かさずに行えるため、比較的負担の少ない運動です。
脚上げ運動
- 1.仰向けになる
- 2.片方の膝を曲げ、反対側の脚を伸ばす
- 3.伸ばした脚を床からゆっくり上げる
- 4.数秒止めてゆっくり下ろす
- 5.5~10回程度行う
腰が反らないように、お腹にも軽く力を入れます。
運動中に膝や腰へ強い痛みが出る場合は中止してください。
10.ウォーキングを行う際の注意点
ウォーキングは健康維持や筋力低下の予防に役立ちますが、膝が痛い時に無理に長く歩くことは避ける必要があります。
ウォーキングを始める目安
- ・安静時の強い痛みがない
- ・膝の腫れや熱感が強くない
- ・短い距離なら痛みが増えない
- ・翌日に症状が悪化しない
歩く時のポイント
- ・平坦な道を選ぶ
- ・短時間から始める
- ・歩幅を無理に広げない
- ・痛みが増したら中止する
- ・坂道や階段を避ける
- ・歩いた後の腫れを確認する
歩いた当日だけでなく、翌日の膝の状態も確認してください。
翌日に痛みや腫れが明らかに増えている場合は、歩行量が多すぎた可能性があります。
11.階段を使う時の工夫
階段の上り下りでは、平地を歩く時よりも膝に大きな力が加わります。
痛みが強い時は、手すりを利用して安全を優先してください。
階段を上る時
痛みが片側だけの場合は、一般的に痛みの少ない脚から先に上がると負担を軽減しやすくなります。
階段を下りる時
痛む脚から先に下ろし、手すりで身体を支えると負担を調整しやすくなります。
ただし、膝の状態や筋力によって安全な方法は異なるため、不安がある場合は専門家から動作指導を受けることをおすすめします。
12.椅子から立ち上がる時の工夫
低い椅子や柔らかいソファからの立ち上がりは、膝への負担が大きくなります。
立ち上がりのポイント
- ・少し高めで硬めの椅子を使う
- ・椅子の前方へ移動する
- ・足を身体の近くへ引く
- ・上体を少し前へ倒す
- ・手すりや肘掛けを利用する
- ・勢いをつけずに立つ
膝だけで立とうとせず、お尻や体幹も使って身体を前上方へ移動させることが大切です。
13.靴の選び方
合わない靴は、足首や膝への負担を増やす場合があります。
膝に負担をかけにくい靴のポイント
- ・かかとが安定している
- ・足の大きさに合っている
- ・靴の中で足が滑らない
- ・靴底が極端にすり減っていない
- ・適度なクッション性がある
- ・つま先に窮屈さがない
靴底の片側だけが大きくすり減っている場合は、歩き方や足の着き方に偏りがある可能性があります。
必要に応じて、足部や歩行の状態も確認することが重要です。
14.日常生活で膝への負担を減らす方法
膝の痛みがある時は、日常生活の小さな工夫が症状の管理に役立ちます。
生活上の注意点
- ・長時間立ち続けない
- ・長時間座り続けない
- ・深くしゃがむ動作を減らす
- ・正座を無理に続けない
- ・重い荷物を一度に持たない
- ・急な方向転換を避ける
- ・坂道や長い階段を控える
- ・床生活より椅子を利用する
- ・体重を片脚だけにかけない
痛みを完全にゼロにしてから生活するのではなく、膝に加わる負担を調整しながら活動を続けることが大切です。
15.膝が痛い時にやってはいけないこと
膝の痛みを早く改善したいと思い、無理なセルフケアを行うとかえって悪化することがあります。
痛みを我慢して運動を続ける
ランニング、ジャンプ、深いスクワットなどで痛みが増す場合は、運動量や種目を見直す必要があります。
「動かせば治る」と考え、強い痛みを我慢して続けることは避けてください。
腫れている膝を強く揉む
急性の炎症や腫れがある時に強く揉むと、痛みや腫れが増す可能性があります。
無理に膝を曲げ伸ばしする
膝が引っかかって動かない場合や、ロックしたように伸びない場合は、無理に動かさないでください。
半月板などが関係している可能性があります。
長期間まったく動かさない
強い外傷で固定が必要な場合を除き、長期間まったく動かさない状態は筋力低下や関節の硬さにつながることがあります。
自分の判断だけでサポーターを強く締める
強く締めすぎると血流を妨げたり、皮膚を傷めたりすることがあります。
しびれ、冷感、皮膚の色の変化がある場合はすぐに外してください。
セルフケアだけで様子を見ない方がよい症状
次のような症状がある場合は、アイシングやストレッチだけで様子を見ず、早めに医療機関へ相談してください。
- ・転倒や接触後に歩けない
- ・膝が急激に大きく腫れた
- ・膝が明らかに変形している
- ・強い内出血がある
- ・膝が完全に伸びない
- ・膝がロックして動かない
- ・膝が繰り返し抜ける
- ・発熱と強い赤みがある
- ・安静時や夜間にも強く痛む
- ・ふくらはぎまで腫れている
- ・足に力が入らない、しびれがある
膝が不安定で立てない、伸ばせない、負傷時に音がしたといった症状では、靭帯、腱、半月板などの損傷が疑われる場合があります。
セルフケアは現在の状態に合わせて行いましょう
膝のセルフケアでは、
- ・腫れや熱感がある時は負担を減らして冷却する
- ・慢性的なこわばりでは温熱を検討する
- ・痛みのない範囲で可動域を保つ
- ・太ももや股関節周囲の筋力を維持する
- ・日常生活の負担を調整する
ことが基本となります。
ただし、膝の痛みの原因は一人ひとり異なります。
変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、スポーツ障害などでは、それぞれ適切な運動量や避けるべき動作も異なります。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝の状態、筋力、可動域、歩き方などを確認し、ご自宅で安全に行えるストレッチや運動療法をご提案しています。
自己流のセルフケアで痛みが続いている方は、無理を重ねる前に一度ご相談ください。
膝の痛みが治るまでの期間|たかやま接骨院
膝の痛みはどのくらいで改善するのでしょうか?

「膝の痛みは何日くらいで治りますか?」
「いつから仕事やスポーツに戻れますか?」
膝の痛みで来院される方から、よくいただくご質問です。
しかし、膝の痛みが治るまでの期間は、原因や損傷の程度、年齢、筋力、生活環境などによって大きく異なります。
例えば、軽い筋肉疲労と靭帯損傷、変形性膝関節症では、回復の経過も必要な治療内容も同じではありません。
そのため、膝の痛みを「何週間で必ず治る」と断定することはできません。
この章では、症状の程度ごとの一般的な目安をご紹介します。実際の回復期間は、整形外科や接骨院などで状態を確認したうえで判断することが大切です。
回復期間を左右する主な要因
膝の痛みが治るまでの期間には、次のような要因が影響します。
|
回復に影響する要因 |
主な内容 |
|
痛みの原因 |
筋肉疲労、捻挫、靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症など |
|
損傷の程度 |
軽い炎症か、部分損傷・完全断裂などがあるか |
|
腫れや熱感 |
炎症が強いほど動作回復に時間を要する場合がある |
|
可動域 |
膝を十分に曲げ伸ばしできるか |
|
筋力 |
太ももや股関節周囲の筋力が維持されているか |
|
年齢・体力 |
組織の回復力や活動量には個人差がある |
|
日常生活 |
立ち仕事、階段、農作業などの負担が続いていないか |
|
セルフケア |
運動量の調整やリハビリを継続できているか |
|
既往歴 |
過去の骨折、靭帯損傷、手術歴などがあるか |
同じ病名でも、日常生活の負担や身体の状態によって回復期間は異なります。
軽症の場合
軽い筋肉疲労や使い過ぎによる膝の痛み
主な症状
- ・長く歩いた後だけ膝が痛む
- ・運動後に軽い張りを感じる
- ・腫れや熱感がほとんどない
- ・日常生活はほぼ問題なく行える
- ・数日休むと症状が軽くなる
- ・膝の曲げ伸ばしができる
回復の目安
数日から2週間程度
軽い筋肉疲労や一時的な使い過ぎであれば、運動量を調整し、適切なセルフケアを行うことで、比較的早く症状が落ち着く場合があります。
一般的な軽度の捻挫や筋肉・腱の損傷でも、2週間程度で痛みが軽くなるケースはあります。ただし、激しい運動への復帰にはさらに時間が必要となる場合があります。
この時期に大切なこと
- ・痛みが増す運動を控える
- ・腫れや熱感があれば冷却する
- ・痛みのない範囲で膝を動かす
- ・長時間の歩行や階段を減らす
- ・痛みが軽くなっても急に運動量を戻さない
軽症と思っていても、痛みが2週間以上続く場合や、徐々に悪化する場合は、原因を確認する必要があります。
中等症の場合
膝関節捻挫・腱の炎症・軽度の靭帯損傷など
主な症状
- ・歩行や階段で痛みが出る
- ・膝に腫れや熱感がある
- ・曲げ伸ばしに制限がある
- ・長く歩くと痛みが増す
- ・スポーツや仕事に支障が出ている
- ・膝に軽い不安定感がある
回復の目安
3週間から2か月程度
膝の捻挫や靭帯・腱の軽度な損傷では、炎症が落ち着いた後に、可動域と筋力を回復させる必要があります。
日本整形外科学会では、多くの捻挫で、受傷後1~2か月ほどすると強い痛みが軽くなり、日常生活への支障が減ると説明しています。ただし、その後もスポーツ時の痛み、腫れ、ぐらつきなどが残る場合があるため、早期の診断と適切なリハビリが重要です。
膝の軟部組織損傷では、損傷の程度により6~12週間ほどかかる場合もあります。
この時期に必要となる対応
- ・炎症の程度に合わせた安静
- ・テーピングやサポーターによる保護
- ・膝の可動域訓練
- ・大腿四頭筋の筋力トレーニング
- ・股関節や足首のストレッチ
- ・歩行や立ち上がり動作の改善
- ・仕事やスポーツの負担調整
痛みが軽くなっても、膝の安定性や筋力が十分に戻っていなければ、再発する可能性があります。
重症の場合
重度の靭帯損傷・半月板損傷・進行した関節障害など
主な症状
- ・歩行が難しい
- ・膝が大きく腫れている
- ・膝が完全に伸びない、曲がらない
- ・膝がロックする
- ・膝が繰り返し抜ける
- ・強い不安定感がある
- ・安静時にも痛みがある
- ・日常生活に大きな支障がある
回復の目安
数か月以上
重度の靭帯損傷や半月板損傷では、整形外科での画像検査や専門的な治療が必要になります。
治療方法には、保存療法と手術療法があり、損傷した組織や患者様の年齢、活動レベル、症状によって選択されます。
例えば、半月板縫合術後のリハビリには一般的に約3~6か月、部分切除術後では約3~6週間が一つの目安とされています。
ただし、これは手術後の一般的な目安であり、すべての半月板損傷に当てはまるわけではありません。
スポーツへ復帰する場合は、単に痛みがないだけではなく、
- ・可動域
- ・筋力
- ・バランス能力
- ・ジャンプや方向転換
- ・競技特有の動作
まで回復しているかを確認する必要があります。
変形性膝関節症の場合
「完全に元通りにする」より、症状と機能を管理することが大切です
変形性膝関節症は、関節軟骨や骨などに変化が起こる慢性的な状態です。
そのため、捻挫のように「何週間で組織が治る」という考え方だけでは判断できません。
治療では、
- ・痛みを軽減する
- ・炎症や腫れを管理する
- ・膝の可動域を維持する
- ・筋力を高める
- ・歩行能力を維持する
- ・日常生活の負担を調整する
ことを目標にします。
症状が軽い段階では、運動療法や体重管理、生活動作の見直しなどによって、痛みや機能の改善を目指せる場合があります。
一方、変形が進み、歩行や日常生活への影響が大きい場合には、整形外科で薬物療法、注射、装具、手術などを検討することがあります。
膝の慢性痛では、短期間で痛みをゼロにすることだけを目標にせず、数週間から数か月かけて身体機能を整える視点が大切です。
「痛みが減った=治った」とは限りません
膝の痛みが軽くなると、
- ・すぐにランニングを再開する
- ・重い荷物を持つ
- ・長時間の立ち仕事に戻る
- ・深いスクワットを始める
- ・リハビリを中断する
といった方も少なくありません。
しかし、痛みが軽減しても、次のような問題が残っていることがあります。
- ・太ももの筋力低下
- ・膝の可動域制限
- ・靭帯の不安定性
- ・股関節や足首の硬さ
- ・左右のバランス低下
- ・歩き方の乱れ
この状態で急に負担を戻すと、痛みや腫れが再発する可能性があります。
膝のケガから日常生活やスポーツへ戻るには、段階的な運動プログラムで可動域や筋力を回復させることが重要です。
回復を早めるための7つのポイント
1.早めに原因を確認する
膝の痛みが長引く原因の一つは、適切な評価を受けないまま無理を続けることです。
特に、
- ・急激な腫れ
- ・内出血
- ・ロッキング
- ・不安定感
- ・歩行困難
がある場合は、早めに整形外科などで検査を受ける必要があります。
2.痛みと腫れに合わせて負担を調整する
痛みが強い時期に無理をすると、炎症が長引く場合があります。
反対に、必要以上に安静を続けると、筋力低下や関節の硬さにつながります。
膝の状態に応じて、
- ・歩行時間
- ・階段の利用
- ・スポーツ
- ・仕事量
- ・立っている時間
を調整することが大切です。
3.可動域を維持する
膝が完全に伸びない、深く曲げられない状態が続くと、歩行や立ち上がりに影響します。
強い痛みがない範囲で、膝の曲げ伸ばし運動を行い、可動域の低下を防ぎます。
ただし、膝がロックしている場合や、動かすと強い痛みが出る場合は、無理に動かさないでください。
4.太ももと股関節周囲の筋力を回復させる
膝を支えるためには、大腿四頭筋だけでなく、
- ・ハムストリングス
- ・お尻の筋肉
- ・体幹
- ・ふくらはぎ
などの筋力も重要です。
膝の状態に合った運動療法を継続することで、歩行や階段動作の安定につながります。
5.睡眠と栄養を整える
筋肉や靭帯などの組織が回復するためには、十分な休養と栄養が必要です。
特に、
- ・たんぱく質
- ・ビタミン
- ・ミネラル
- ・適切な水分
を含む、バランスのよい食事を心掛けましょう。
無理な食事制限は、筋力低下につながる場合があります。
6.自己判断で早く運動へ戻らない
スポーツ復帰では、痛みだけでなく、
- ・腫れがない
- ・膝を十分に曲げ伸ばしできる
- ・左右の筋力差が小さい
- ・片脚で安定して立てる
- ・走る、止まる、方向転換ができる
- ・翌日に痛みや腫れが増えない
ことを確認する必要があります。
競技復帰の判断は、整形外科医やリハビリ担当者などの指示を受けて行うことが安全です。
7.セルフケアと専門的な治療を継続する
施術を受けた日だけ膝をケアしても、日常生活で大きな負担が続けば、改善に時間がかかる場合があります。
- ・自宅でのストレッチ
- ・筋力トレーニング
- ・歩行量の調整
- ・靴の見直し
- ・体重管理
- ・定期的な状態確認
を継続することが、回復と再発予防につながります。
回復が順調か確認する目安
膝の痛みが改善しているかどうかは、痛みの強さだけで判断しないことが大切です。
次のような変化を確認しましょう。
- ・朝のこわばりが減っている
- ・歩ける距離が伸びている
- ・階段動作が楽になっている
- ・膝の腫れが減っている
- ・曲げ伸ばしの範囲が広がっている
- ・立ち上がりが安定している
- ・翌日に痛みが残りにくくなっている
- ・膝への不安が減っている
少しずつでも日常動作が改善していれば、回復が進んでいる一つの目安になります。
改善が見られない場合は再評価が必要です
セルフケアや施術を続けても、
- ・痛みが徐々に強くなる
- ・腫れを繰り返す
- ・膝が抜ける
- ・ロッキングがある
- ・夜間痛が強い
- ・歩行距離が短くなっている
- ・数週間たっても変化がない
場合は、診断や治療方法の見直しが必要です。
半月板損傷、靭帯損傷、骨折、変形性膝関節症などでは、レントゲンやMRIによる確認が必要となる場合があります。
一人ひとりに合わせた回復計画をご提案します
膝の痛みが治るまでの期間は、軽症であれば数日から数週間で改善する場合があります。
一方、靭帯や半月板の損傷、進行した変形性膝関節症などでは、数か月以上の治療やリハビリが必要になることもあります。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、
- ・痛みや腫れの状態
- ・膝の可動域
- ・筋力
- ・関節の安定性
- ・歩行や階段動作
- ・仕事やスポーツの内容
を確認し、一人ひとりに合わせた施術とリハビリ計画をご提案します。
また、重度の靭帯損傷や半月板損傷、骨折などが疑われる場合は、整形外科での画像検査をご案内します。
焦って元の生活へ戻るのではなく、膝の状態を確認しながら段階的に活動量を増やすことが、回復と再発予防のために重要です。
膝の痛みを予防する方法|たかやま接骨院

膝の健康は毎日の習慣で大きく変わります
膝の痛みは、一度改善しても日常生活や身体の使い方が変わらなければ再発することがあります。
特に、
- ・運動不足
- ・筋力低下
- ・体重増加
- ・姿勢の乱れ
- ・歩き方のクセ
- ・長時間の立ち仕事
- ・スポーツでの使い過ぎ
などは、膝への負担を増やす要因になります。
膝を健康に保つためには、痛みが出てから対処するだけでなく、普段から予防を意識することが大切です。
ここでは、ご自宅でも取り組みやすい予防方法をご紹介します。
1.毎日ストレッチを行う
膝そのものではなく、太ももや股関節、ふくらはぎが硬くなることで、膝への負担が増えることがあります。
ストレッチによって筋肉の柔軟性を保つことは、膝の動きをスムーズにし、日常生活や運動時の負担軽減につながります。
特に伸ばしたい筋肉
- ・大腿四頭筋(太ももの前)
- ・ハムストリングス(太ももの裏)
- ・お尻の筋肉
- ・股関節周囲
- ・ふくらはぎ
ストレッチを行うタイミング
- ・入浴後
- ・運動前後
- ・就寝前
- ・長時間座った後
強く反動をつけるのではなく、痛みのない範囲でゆっくり20~30秒程度伸ばしましょう。
2.膝を支える筋肉を鍛える
膝関節は筋肉によって支えられています。
特に重要なのが、
- ・大腿四頭筋
- ・ハムストリングス
- ・中殿筋
- ・大殿筋
- ・体幹
です。
これらの筋肉を鍛えることで、歩行や階段動作で膝にかかる負担を軽減できます。
おすすめの運動
- ・椅子からの立ち座り運動
- ・脚上げ運動
- ・膝押し運動
- ・スクワット(痛みのない範囲)
- ・ウォーキング
日本整形外科学会でも、変形性膝関節症では運動療法が推奨されており、筋力を維持・向上させることが膝への負担軽減につながるとされています。
3.正しい姿勢を意識する
姿勢が崩れると、膝だけでなく股関節や足首にも負担がかかります。
立ち姿勢
- ・背筋を伸ばす
- ・あごを軽く引く
- ・左右均等に体重を乗せる
- ・膝を伸ばし切らない
座り姿勢
- ・深く腰掛ける
- ・足裏を床につける
- ・足を組まない
- ・長時間同じ姿勢を続けない
30~60分に一度は立ち上がり、軽く身体を動かすことも大切です。
4.歩き方を見直す
毎日の歩き方は、膝への負担に大きく影響します。
正しい歩き方のポイント
- ・視線を前へ向ける
- ・歩幅を広げすぎない
- ・腕を自然に振る
- ・かかとから着地する
- ・足裏全体で体重を支える
- ・つま先で軽く蹴り出す
足先だけ外を向く歩き方や、片側だけに体重をかける歩き方は、膝への負担が偏る原因になります。
5.体重を適正に保つ
膝は体重を支える関節です。
体重が増えるほど、膝にかかる負担も増加します。
そのため、
- ・バランスのよい食事
- ・適度な運動
- ・十分な睡眠
を心掛けることが、膝の健康維持につながります。
無理な食事制限ではなく、継続できる生活習慣を目指しましょう。
6.自分に合った靴を選ぶ
靴は膝への負担を左右する重要な要素です。
良い靴のポイント
- ・足に合ったサイズ
- ・かかとがしっかりしている
- ・適度なクッション性
- ・靴底が偏ってすり減っていない
- ・滑りにくい
反対に、
- ・サイズが大きすぎる
- ・かかとが柔らかい
- ・靴底が大きく変形している
靴は、膝への負担を増やす可能性があります。
7.運動前はウォーミングアップを行う
スポーツ中の膝のケガを防ぐためには、準備運動が欠かせません。
ウォーミングアップの例
- ・軽いウォーキング
- ・足踏み
- ・股関節運動
- ・軽いスクワット
- ・ストレッチ
筋肉や関節が温まることで、ケガの予防につながります。
急に全力で運動を始めることは避けましょう。
8.運動後はクールダウンを行う
運動後は筋肉に疲労が蓄積しています。
軽いストレッチやウォーキングを行うことで、筋肉の緊張を和らげることができます。
痛みや腫れがある場合は、状態に応じてアイシングを検討してください。
9.長時間同じ姿勢を続けない
デスクワークや車の運転では、膝を曲げた状態が長く続きます。
その結果、
- ・血流が低下する
- ・筋肉が硬くなる
- ・関節が動きにくくなる
ことがあります。
1時間に一度は立ち上がり、
- ・軽く歩く
- ・足首を動かす
- ・太ももを伸ばす
ことをおすすめします。
10.膝への負担が大きい動作を減らす
日常生活では、
- ・深くしゃがむ
- ・急な方向転換
- ・重い荷物を持つ
- ・長時間の正座
- ・階段の昇り降りを繰り返す
といった動作が膝への負担になります。
必要に応じて、
- ・椅子を使う
- ・手すりを利用する
- ・荷物を分けて持つ
などの工夫を取り入れましょう。
11.スポーツではフォームを見直す
スポーツ障害の多くは、フォームの乱れや身体の使い方も関係しています。
例えば、
- ・着地
- ・ジャンプ
- ・ランニング
- ・切り返し動作
などでは、膝だけに負担が集中しないフォームを身につけることが大切です。
痛みを繰り返す場合は、フォームや筋力バランスの評価を受けることも有効です。
12.身体全体の柔軟性を保つ
膝だけでなく、
- ・股関節
- ・足首
- ・骨盤
- ・体幹
が硬くなると膝への負担が増えます。
ストレッチや軽い運動を継続し、身体全体の柔軟性を維持しましょう。
13.十分な睡眠と栄養をとる
筋肉や腱、靭帯などの組織は、睡眠中にも回復が進みます。
また、
- ・たんぱく質
- ・ビタミンD
- ・カルシウム
- ・ビタミンC
などを含むバランスの良い食事も健康維持に役立ちます。
14.痛みを我慢しない
「少し痛いだけだから」
と無理を続けると、膝への負担が積み重なることがあります。
次のような場合は早めに身体の状態を確認しましょう。
- ・痛みが2週間以上続く
- ・腫れを繰り返す
- ・階段がつらい
- ・歩き方が変わった
- ・スポーツができない
早めに対応することで、回復までの期間を短縮できる場合があります。
15.定期的に身体の状態を確認する
膝の痛みは、筋力や柔軟性、歩き方などが少しずつ変化することで起こることがあります。
そのため、
- ・姿勢
- ・可動域
- ・筋力
- ・歩き方
などを定期的に確認することが、再発予防につながります。
たかやま接骨院で行う再発予防サポート
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝の痛みを改善するだけでなく、再発しにくい身体づくりを大切にしています。
当院では、
- ・姿勢評価
- ・歩行分析
- ・可動域検査
- ・筋力評価
- ・エコー(超音波画像観察装置)による評価(必要に応じて)
- ・ストレッチ指導
- ・運動療法
- ・テーピング
- ・セルフケア指導
を組み合わせ、患者様一人ひとりに合わせた予防プログラムをご提案しています。
膝の痛みは、日頃の身体の使い方や生活習慣を少し見直すだけでも、負担を軽減できる場合があります。
「痛みがなくなったから終わり」ではなく、痛みを繰り返さない身体づくりを目指して、一緒に取り組んでいきましょう。
膝の痛みで接骨院へ相談するタイミング|たかやま接骨院
「もう少し様子を見よう」と我慢していませんか?

膝の痛みは、休むと一時的に軽くなることがあります。
そのため、
-
・年齢のせいだと思っている
-
・湿布を貼れば大丈夫だと思う
-
・まだ歩けるので受診するほどではない
-
・忙しくて通院する時間が取れない
と考え、痛みを我慢してしまう方も少なくありません。
しかし、膝の痛みを繰り返している場合や、歩行・階段・立ち上がりなどの日常動作に影響が出ている場合は、早めに身体の状態を確認することが大切です。
膝の痛みには、筋肉や腱の使い過ぎによるものから、捻挫、靭帯損傷、半月板損傷、変形性膝関節症など、さまざまな原因があります。
痛みの強さだけでは状態を判断できないこともあるため、「まだ我慢できるかどうか」ではなく、症状の経過や日常生活への影響を基準に相談することをおすすめします。
このような症状がある場合は接骨院へご相談ください
次のような膝の痛みや違和感がある場合は、接骨院で身体の状態を確認する一つのタイミングです。
・歩き始めに膝が痛む
・歩行や立ち上がりで痛む
・長く歩くと痛みが強くなる
・椅子から立ち上がる時につらい
・朝起きた時に膝がこわばる
・痛みをかばって歩いている
動き始めの痛みが繰り返される場合は、膝関節の動きや筋力、歩き方などを確認する必要があります。
階段の上り下りがつらい
階段では、平地を歩く時よりも膝へ大きな負担がかかります。
特に、
- ・階段を下りる時に痛む
- ・手すりがないと不安
- ・一段ずつでなければ上り下りできない
- ・膝に力が入らない
といった場合は、太ももの筋力低下や膝関節の動き、膝のお皿周囲への負担などが関係している可能性があります。
膝の内側・外側・お皿周辺が痛む
膝の内側、外側、お皿の上や下、膝裏では、関係する組織が異なります。
痛む場所だけで原因を断定することはできませんが、同じ場所の痛みを繰り返す場合は、筋肉や腱、靭帯、半月板、身体の使い方などを確認することが大切です。
軽い腫れや熱感を繰り返す
仕事やスポーツの後に、
- ・膝が少し腫れる
- ・いつもより曲げにくい
- ・左右で膝の大きさが違う
- ・膝が重く感じる
という状態が繰り返される場合は、関節や周囲の組織に継続的な負担がかかっている可能性があります。
スポーツ中や運動後に痛む
ランニング、ジャンプ、着地、方向転換などで膝が痛む場合は、無理を続けないことが重要です。
スポーツ障害は、初期には運動中だけ痛み、休むと軽くなることがあります。
しかし、そのまま競技を続けると、日常生活でも痛みが出るようになる場合があります。
早い段階で運動量、フォーム、筋力、柔軟性を確認することで、長期離脱や再発を防ぎやすくなります。
痛みが何日続いたら相談した方がよいですか?
膝の痛みが続く期間だけで、受診の必要性を一律に判断することはできません。
軽い筋肉疲労であれば、数日の休養で落ち着く場合もあります。
一方、痛みが軽くても、同じ症状を繰り返している場合は、膝に負担が残っている可能性があります。
次のような場合は、一度相談することをおすすめします。
- ・数日休んでも改善しない
- ・1〜2週間以上痛みが続いている
- ・徐々に痛みが強くなっている
- ・良くなったり悪くなったりを繰り返す
- ・湿布や市販薬だけでは変化がない
- ・歩き方が変わってきた
- ・日常生活で膝をかばっている
特に、仕事やスポーツで同じ負担が毎日続く場合は、自然に改善しにくいことがあります。
日常生活に影響が出たら相談のタイミングです
膝の痛みは、痛みの強さだけでなく、どの程度生活に影響しているかも重要です。次のような変化はありませんか?
- ・外出する回数が減った
- ・買い物で長く歩けない
- ・階段を避けるようになった
- ・正座やしゃがむ動作ができない
- ・車の乗り降りがつらい
- ・浴槽をまたぐのが怖い
- ・トイレや椅子からの立ち上がりが難しい
- ・趣味やスポーツを休んでいる
- ・夜間に膝が気になって眠りにくい
このような状態が続くと、活動量が減り、膝を支える筋力も低下しやすくなります。
生活の中で「以前はできたことが難しくなった」と感じた時が、身体の状態を確認するタイミングです。
接骨院で対応できる膝の症状
接骨院では、問診や触診、関節の動き、筋力、歩行状態などを確認し、膝の痛みに対する施術やリハビリを行います。
例えば、次のような症状が相談の対象となります。
- ・転倒やひねり動作による膝関節捻挫
- ・スポーツ中に起きた膝周囲の外傷
- ・筋肉や腱の使い過ぎによる痛み
- ・膝周囲の筋肉の緊張
- ・膝の可動域低下
- ・筋力低下による不安定感
- ・歩き方や身体の使い方に伴う膝への負担
- ・変形性膝関節症に伴う筋力低下や動作の問題
ただし、接骨院で対応できる範囲は症状によって異なります。
骨折や重度の靭帯損傷、半月板損傷、感染症などが疑われる場合には、整形外科などの医療機関で診察や画像検査を受ける必要があります。
このような症状は整形外科など医療機関へ
次のような症状がある場合は、接骨院での施術より先に、または並行して整形外科など医療機関への受診を検討してください。
強い外傷後に歩けない
転倒、衝突、交通事故、スポーツ中の激しい接触などの後に、
- ・立つことができない
- ・数歩も歩けない
- ・膝へ体重をかけられない
場合は、骨折や重度の靭帯損傷などの可能性があります。
膝が急激に大きく腫れた
負傷後、短時間で膝が大きく腫れた場合は、関節内の出血や靭帯損傷などが関係している可能性があります。
膝が完全に伸びない・ロックしている
膝が引っかかり、完全に伸ばせない状態は、半月板などの組織が関節内で挟まっている可能性があります。
無理に曲げ伸ばしを行わず、早めに検査を受けてください。
強いぐらつきがある
立った時や歩行中に膝が抜ける、支えられないほど不安定な場合は、靭帯損傷などが疑われます。
膝が明らかに変形している
負傷後に膝の形が変わっている場合は、骨折や脱臼などの可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。
発熱と赤い腫れを伴う
膝が赤く腫れ、強い熱感や発熱を伴う場合は、感染症や強い炎症が関係している可能性があります。
自己判断で温めたり、強く揉んだりせず、早急に医療機関を受診してください。
安静時や夜間にも強く痛む
動かしていない時にも強い痛みが続く場合や、夜間痛で眠れない場合は、整形外科での診察が必要となることがあります。
ふくらはぎまで腫れている
膝だけでなく、ふくらはぎまで腫れや痛みがある場合は、血管の問題なども考慮する必要があります。
息苦しさや胸の痛みを伴う場合は、速やかに救急医療へ相談してください。
子どもの膝の痛みは相談した方がよいですか?
成長期の子どもにも膝の痛みは起こります。
スポーツをしている子どもでは、
- ・オスグッド病
- ・ジャンパー膝
- ・膝周囲の筋肉や腱の使い過ぎ
- ・転倒や接触による捻挫
- ・成長期の柔軟性低下
などが関係する場合があります。
「成長痛だろう」と自己判断し、痛みを我慢して練習を続けると、症状が長引くことがあります。
次のような場合は早めに相談してください。
- ・練習中や練習後に毎回痛む
- ・膝下の骨が出っ張り、押すと痛い
- ・走る、跳ぶ、しゃがむ動作で痛む
- ・痛みをかばってフォームが変わっている
- ・腫れや歩行時痛がある
- ・数週間たっても改善しない
成長期は身体の変化が大きいため、年齢、競技、練習量に合わせた運動調整やストレッチが重要です。
中高年の膝の痛みは早めの確認が大切です
中高年では、変形性膝関節症や筋力低下などが膝の痛みに関係することがあります。
初期には、
- ・立ち上がりだけ痛む
- ・朝の歩き始めだけ痛い
- ・階段の下りだけつらい
- ・少し休むと楽になる
といった症状が中心です。
この段階では我慢しやすいものの、痛みを避けて活動量が低下すると、太ももの筋力も落ちやすくなります。
膝の痛みが軽い時期から、筋力、可動域、体重、歩き方、日常生活の負担を見直すことが、健康維持や症状の進行予防につながります。
接骨院ではどのようなことを確認しますか?
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝の痛みに対して、まず詳しくお話を伺います。
カウンセリングで確認する内容
- ・痛みが始まった時期
- ・痛めたきっかけ
- ・痛みが出る動作
- ・腫れや熱感の有無
- ・過去のケガや手術歴
- ・仕事やスポーツの内容
- ・日常生活で困っていること
その後、必要に応じて次の項目を確認します。
- ・痛む場所と圧痛
- ・膝の可動域
- ・靭帯の安定性
- ・太ももやお尻の筋力
- ・股関節や足首の動き
- ・立ち上がりや歩行動作
- ・O脚・X脚などの下肢バランス
必要に応じて超音波画像観察装置(エコー)を活用し、筋肉、腱、靭帯、関節周囲の状態を確認します。
ただし、エコーですべての膝の病変を判断できるわけではありません。
骨や半月板、関節内部の詳細な評価が必要と考えられる場合は、整形外科でのレントゲンやMRIなどをご案内します。
早めに相談するメリット
膝の痛みが軽い段階で相談することで、次のような対応がしやすくなります。
- ・痛みの原因を整理できる
- ・悪化させる動作を見直せる
- ・適切な運動量を判断できる
- ・可動域低下を防ぎやすくなる
- ・筋力低下を早期に防げる
- ・スポーツ復帰の計画を立てやすい
- ・再発予防のセルフケアを始められる
膝の痛みは、必ずしも痛みが強くなってから相談する必要はありません。
「以前より歩きにくい」
「何度も同じ場所が痛む」
「階段を避けるようになった」
という小さな変化も、身体を見直す大切なサインです。
新潟市で膝の痛みにお悩みの方へ
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝の痛む部分だけでなく、筋力、関節の動き、歩き方、股関節や足首の状態まで確認し、一人ひとりに合わせた施術とリハビリをご提案しています。
次のようなお悩みがある方はご相談ください。
- ・歩き始めに膝が痛む
- ・階段の上り下りがつらい
- ・膝が曲げにくい、伸ばしにくい
- ・スポーツ後に膝が痛む
- ・膝の痛みを繰り返している
- ・痛みをかばって歩いている
- ・自宅でどのような運動をすればよいか分からない
また、重度の靭帯損傷や半月板損傷、骨折、進行した変形性膝関節症などが疑われる場合は、整形外科での検査をご案内します。
「この程度の痛みで相談してよいのだろうか」と迷う段階でも構いません。
膝の痛みを我慢し続けず、日常生活への影響が大きくなる前に、身体の状態を確認しましょう。
まとめ|たかやま接骨院

膝の痛みは、加齢だけでなく、筋力低下、体重増加、姿勢や歩き方、スポーツ、仕事での使い過ぎなど、さまざまな原因で起こります。放置すると、可動域制限や筋力低下、歩行の乱れにつながる場合があります。
新潟市中央区のたかやま接骨院では、膝だけでなく股関節や足首、歩き方まで確認し、一人ひとりに合わせた施術とリハビリをご提案します。膝の痛みや違和感が続く方は、早めにご相談ください。
Q &A|たかやま接骨院
Q1. 膝の痛みの原因は何ですか?
膝の痛みは、スポーツによる外傷、半月板や靭帯への負担、加齢による軟骨の摩耗、体重増加、姿勢や歩き方の乱れなどが原因で起こることがあります。膝だけでなく、股関節や足首の動きが関係している場合もあります。
Q2. 歩くと膝が痛いのはなぜですか?
歩くと膝が痛い場合、膝関節や周囲の筋肉、靭帯、半月板に負担がかかっている可能性があります。歩き方のクセや筋力低下、変形性膝関節症の初期症状が関係することもあります。
Q3. 階段の上り下りで膝が痛む原因は何ですか?
階段では平地よりも膝に大きな負担がかかります。特に下り階段では膝前面や内側に痛みが出やすく、太ももの筋力低下、膝関節の動きの悪さ、軟骨への負担が関係していることがあります。
Q4. 膝が腫れている・熱を持っている場合はどうすればいいですか?
膝に腫れや熱感がある場合は、炎症や関節内のトラブルが起きている可能性があります。まずは無理に動かさず、運動を控えてください。腫れが強い、歩けない、痛みが強い場合は、早めに医療機関で検査を受けることをおすすめします。
Q5. 膝を曲げ伸ばしすると音が鳴るのは大丈夫ですか?
膝を曲げ伸ばししたときに音が鳴っても、痛みがなければ大きな問題がない場合もあります。ただし、痛み、腫れ、引っかかり感、不安定感を伴う場合は、半月板や関節の動きに問題がある可能性があります。
Q6. 変形性膝関節症は接骨院で相談できますか?
はい、ご相談いただけます。変形性膝関節症では、膝への負担を減らすために、筋肉の緊張、関節の動き、歩き方、姿勢を確認することが大切です。症状によっては整形外科での画像検査が必要になる場合もあります。
Q7. 膝の痛みを放置するとどうなりますか?
膝の痛みを放置すると、痛みの慢性化、関節の動きの低下、筋力低下、歩行の乱れにつながることがあります。また、膝をかばうことで股関節、腰、足首に負担が広がる場合もあります。
Q8. 膝の痛みがあるときは温めるべきですか?冷やすべきですか?
急な痛み、腫れ、熱感がある場合は冷やすことで楽になることがあります。一方、慢性的な膝のこわばりや冷えによる痛みでは、温めることで筋肉や関節が動きやすくなる場合があります。状態により対応は異なります。
Q9. 膝の痛みに効果的なセルフケアはありますか?
膝の痛みのセルフケアには、太ももの前側・裏側のストレッチ、軽いウォーキング、水中運動、体重管理、膝を冷やさない工夫などがあります。ただし、痛みが強いときは無理な運動やスクワットは避けましょう。
Q10. 膝の痛みで病院へ行った方がよい症状はありますか?
転倒後に歩けない、膝が大きく腫れている、強い熱感がある、膝が不安定で崩れる感じがある、夜間も強く痛む、発熱を伴う場合は、医療機関で詳しい検査を受けることをおすすめします。
Q11. 接骨院では膝の痛みにどのような施術をしますか?
たかやま接骨院では、膝だけでなく、股関節、足首、姿勢、歩き方、筋肉のバランスを確認します。手技療法、電気療法、温熱療法、運動療法、セルフケア指導を組み合わせ、膝への負担軽減と再発予防を目指します。
Q12. 新潟市で膝の痛みを相談するなら、たかやま接骨院で対応できますか?
はい。新潟市中央区長潟のたかやま接骨院では、歩くと痛い膝、階段で痛む膝、膝の腫れ、曲げ伸ばしの違和感、スポーツによる膝痛、変形性膝関節症などのご相談に対応しています。膝の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
新潟市中央区長潟3-2-2 たかやま接骨院 高山 慶市

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